まるで魂を揺さぶるようなボーカルです。
エリオット・ヤミンは、アメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン5(2006年)で 3位となり 全米に存在を示しました。ちなみにその時の優勝者はテイラー・ヒックス (Taylor Hicks)、準優勝はキャサリン・マクフィー (Katharine McPhee)でした。アメリカン・アイドル出身者の中で、現在アーティストとして一番成功している一人ではないかと思います。
この曲は2007年にリリースされた彼のデビューシングルで、美しいメロディと哀愁の歌声が魅力的なバラードです。単に良い曲というだけでなく、歌い手の純真な人柄が伝わってくる曲です。
13歳で感染症により右耳の聴力をほぼ失い、16歳でⅠ型糖尿病を患い、17歳の若さで働きに出た際には仕事にいくためのガソリン代にも苦労したとのことです。そんなエリオット・ヤミンについて唯一の救いは、彼の友人たちが彼のボーカルの実力を知っていたことでした。ジャズバンドで歌ったり等音楽関係の仕事には恵まれました。
大きな転機は27歳で訪れました。友人の勧めで出場したオーディション番組「アメリカン・アイドル」のファイナリストとして大きな注目を集め、その後現在のアーティスト活動へと繋がりました。
この曲に続き素晴らしい曲をどんどんリリースしましたが、どれも彼の素晴らしいボーカルを堪能できる曲ばかりです。これからも引き続き活躍を願うアーティストの一人です。
オススメします♪
Apple Music で試聴できます♪ → Wait For You / Elliott Yamin
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