ハンズ・クリーン / アラニス・モリセット ~ Hands Clean / Alanis Morissette

2002年のアルバム”Under Rug Swept”に収録された曲で、彼女らしい「怒り狂った」曲です。

未成年と思われる若い女性と、年上の男性との不倫かなにかの歌詞でしょうか。冒頭部分は男側の立場での弁明が続きます。

If it weren’t for your maturity none of this would have happened
If you weren’t so wise beyond your years I would’ve been able to control myself
If it weren’t for my attention you wouldn’t have been successful and
If it weren’t for me you would never have amounted to very much

君がこんなに大人っぽくなければこんなことは起こらなかったはずなのに
君がこんなに年齢に似合わず賢くなければ僕も自分を抑えられたはずなのに
僕が見守ってあげなければ君も成功していなかったはずだ
僕がいなければこんな大きなことにはなっていなかったはずなのに

そして男は、 年の離れた2人の関係はやましいところがなく、潔白で”Hands Clean”だったとこれまでのことを水に流そうとしています。

それに対して少女は以下のように主張します。

What part of our history’s reinvented and under rug swept?
What part of your memory is selective and tends to forget?
What with this distance it seems so obvious?

私たちの歴史の中で、書き換えられてしまう部分はどこなの?
あなたは記憶の中で、どの部分を残してどの部分を消し去ろうとしているの?
少し距離を置いたことでハッキリしてきたことは何?

この部分で” under rug swept “(敷物の下)という言葉が出てきますが、これはアルバムタイトルになっています。

一方が未成年でなければどうでもいい痴話ケンカで「勝手にやってくれ」って印象です。

ですが、曲として「怒り」を見事に表現している部分が大好きです。私は私の「怒り」を重ね合わせてこの曲を聴いています。

オススメします。

Alanis Morissette – Hands Clean (Live) HD
ライブ映像です

コメント

タイトルとURLをコピーしました